カンガルーの小部屋

2022.03.20

聴診器のむこうに なんのお顔

男の子の胸には、まあるい模様

何だろうって思って、そっとなでると

現れたのはスパイダーマン

「大好きスパイダーマン」というので、

「壁を登ったり、空を飛んだりできるの」と尋ねると

それはできないらしいです。

新学期を間近かにして、採血やアレルギーの書類書きで忙しくなってきましたが

楽しい会話は、やめられませんよね。

2022年3月20日

いたやどクリニック 木村彰宏

春2022.03.11  (37) 春2022.03.11  (34)

2022.03.19

カンガルーの本棚 闇の湖の中で

小野寺史宜さんの「夜の側に立つ」(新潮文庫)を読みました。

受験を控えた高校3年の時に、

野本は友人の勧めで、ロックバンドを組みます。

男子3名、女子2名のバンドは、文化祭で喝采を浴び、

そして、それぞれの道を歩き始めます。

結ばれては離れ、

22年の月日が流れ、再会を果たしたその夜に起きた出来事は

青春の燃え盛り思い悩む時期に幕を下ろし、

次の年代に歩みはじめる再生の物語です。

2022年3月19日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.03.18

聴診器のむこうに 待ち時間に

8才の女の子が、「これ、あげる」って、色紙の切れ端をくれます。

「こっち きて」というので、診察室を出ると、

扉に2つのおりがみのお花

先ほどの切れ端は、お花を作った時のあまりもの

待ち時間に、楽しみながら、クリニックをきれいにと

さすが、8才になると グッドですね。

2022年3月18日

いたやどクリニック 木村彰宏

春2022.03.11  (43) 春2022.03.11  (44)

2022.03.17

クリニックだより 忙しい春

いいお天気が続き、花粉だけでなく、黄砂やPM2.5が飛んでいます。

アレルギー外来はアレルギー検査に、結果報告、食物負荷

学校への食物アレルギー指導票への記載に、

家を離れて一人暮らしを始める青年への紹介状作成など大忙し。

待ち時間が長くなります。

予約がなかなか取れずにご迷惑をおかけしていますが、

春の忙しさの嵐は、しばらく続きそうです。

2022年3月17日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.03.16

クリニックだより いろいろな相談が

3月15日、神戸市の1才半健診に出かけました。

コロナ禍で生まれ育った子ども達、

保育所ではマスク越しの保育士さんとのやりとりや、

祖父母と会う機会も、少なくなっています。

あまり話をしません、壁に頭を打ちつけます。

おしゃぶりが、いつまでも続きます。

今日もまた、ことばや行動の相談が続きます。

学校の先生からは、子育て仕事の両立が大変ですと相談されます。

いろいろな悩みをかかえながら、みなさん立派に子育てされていますよ。

大きくなった子ども達に、またどこかでお会いしたいですね。

2022年3月16日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.03.15

聴診器のむこうに 似顔絵もらったよ

2才半の女の子が、似顔絵を描いてくれます。

「これが顔で、これが目で、これが口で」と

おかあさんが説明してくれます。

実際の先生の顔よりも、おめめが大きくてかわいいです。

大切にして、診察室に飾ることにしましょう

ありがとね

2022年3月15日

いたやどクリニック 木村彰宏

春2022.03.11  (28) 春2022.03.11  (31)

2022.03.14

カンガルーの本棚 ピッチに立てなくても

小野寺史宜さんの「ホケツ!」(祥伝社文庫)を読みました。

両親を亡くし、叔母と暮らす大地は、高校3年生。

一度もピッチに立てないサッカー部員。

レギュラーの練習相手に、いろんなポジションをこなし、

家庭でも、主張することなく控えめに生きている。

そんな彼を、仲間は心の中で頼り、悩みを打ち明ける。

神さまでも、仏様でもない少年大地が、

逆境の中でも、前を向いて走る先に待っているのは

2022年3月14日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.03.13

聴診器のむこうに 立派なお社

中学2年生の男の子が、工作の写真を見せてくれます。

植物が好きで、枯れてしまった草花の供養にと

植物神社を作りました。

ネットを見て、図面を引き、

ホームセンターで木片を買い集めて、完成にこぎつけます。

やったね、植物神社

次は、犬小屋に挑戦してくださいね。

2022年3月13日

いたやどクリニック 木村彰宏

春2022.03.07  (3)

2022.03.12

カンガルギー情報 若い人と喘息と

3月10日、299回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。

今日のテーマは、気管支喘息

前座として、「思春期喘息へのトリプル製剤の効果」をお話させていただきました。

食物アナフィラキシーとコントロールが不十分な喘息をあわせもつ危険性

将来の経年低下に備えた呼吸機能の発育の観点から、

WEB上での講演のために、聞かれている先生方の反響が見えません。

本講演は、小賀徹先生にお願いいたしました。

「トータルコントロールを目指す新時代の喘息治療」

会場から多くのご質問をいただき、時間ぎりぎりまで論議を深めることができました。

会の運営に携わっていただきましたみなさまがた

ありがとうございました。

2022年3月12日

いたやどクリニック 木村彰宏

春2022.03.10  (18) 春2022.03.10  (19)

2022.03.11

クリニックだより 風の電話

春になり、新学期に備えて採血や給食指示の書類を希望される患者さんで

クリニックは大忙し。

そして、ウクライナでの戦争

大震災の記憶は、薄れていきます。

それでも、「風の電話」は、つながることはない大切な人との会話を

待ち続けています。

流されてしまった家の電話番号を回す時、

大切な人の声が、聞こえるでしょうか

11年が過ぎ、心の奥底に閉じ込めたはずの悲しみを

伝えられるでしょうか。

東の空に向きながら、しばらく首を垂れることにしました。

2022年3月11日

いたやどクリニック 木村彰宏

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