カンガルーの小部屋

2023.04.21

カンガルーの本棚 もどきってなあに

成田奈緒子先生の「発達障害と間違われる子どもたち」(青春新書)を読みました。

この13年間で、10倍に増えたと言われる発達障害

成田先生はその背景に、過剰診断があるのではないかと危惧されます。

睡眠障害や生活リズムの乱れ、

その結果生じる不適切な行動を、「発達障害もどき」と名付けられ、

まず子どもを「立派な原始人」に育てるところから始めようと言われます。

子育てにお悩みの方にお勧めの1冊です。

2023年4月21日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.20

聴診器のむこうに 高い服はバーバに

2才の男の子は、動物いっぱいのトレーナー

「すごいね、かわいいいね、どこで買ったの」と尋ねると

「バーバに買ってもらいました。

高いものはバーバで、いつもはおさがりです」とおかあさん。

後ろから、まご命の看護師さんが「そうそう」と、うなづかれます。

ばあちゃん稼業も、大変ですね。

2023年4月20日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

春2023.03.15  (21) 春2023.03.15  (16)

 

2023.04.19

カンガルーの本棚 空飛ぶ猫

ルイス・セプルベタさんの「カモメに飛ぶことを教えた猫」(白水社)を読みました。

黒猫のもとにたどり着いた瀕死のカモメが言い残した3つの願い

1つ目は、わたしが産む卵を食べないでください

2つ目は、その卵のめんどうをみてやってください

そして、3つ目の願いとは

猫とカモメという種を超えた友情の先に現れる勇気と奇跡

作者は動物に名を借りて、私たち人間に何を伝えようとしたのでしょう

読みやすい文体と、ルビ付きの文章

子どもから大人まで楽しめる1冊です

2023年4月19日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.18

カンガルーの輪舞曲 お花の学校で

4月18日 芦屋市の小学校で開かれた研修会に出かけました。

玄関を入ると、手入れされた花壇が出迎えてくれます。

研修会の始まりは、短い危機管理のシュミレーション

アナフィラキシーを疑った時の行動を、見せてもらいます。

消費期限切れのエピペンを使った実習をはさみ、

90分余り、説明を続けます。

4月に入り、新たな気持ちでアナフィラキシーに取り組んでいただけるようお願いし、

研修会を終えました。

2023年4月18日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

春2023.04.18  (56) 春2023.04.18  (57) 春2023.04.18  (63)

2023.04.17

聴診器のむこうに おそば屋さん

4才の男の子は、お蕎麦の負荷試験

持ってきていただいた、タッパーのふたを開けると、

1本1本きれいに巻き取られたお蕎麦が10本

まるで、高級料理店で出されるお蕎麦のようです。

お写真を撮り、さあ食べましょう

2023年4月17日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

春2023.04.12  (33)

2023.04.16

あたまのよくなるカンガルー 3日目は朝早くから

小児科学会3日目は、朝750からの開始です。

潰瘍性大腸炎、パンデミックと子ども、蘇生教育、

低亜鉛血症、LGBTQの理解と

今日もアレルギーとは遠いお題の一日です。

3日間で13の演題を聴き、少しだけ小児科医らしく成れました

2023年4月16日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.15

あたまのよくなるカンガルー 二日目は外来のあとで

4月15日、小児科学会2日目に参加しました。

外来診療を終えた後、菓子パンを片手に聴講します。

今日のお題は、メラトニン療法、希少疾病、先天性心疾患の栄養管理

アレルギーとは少し異なる分野の最新知識を堪能します。

クリニックの帰り道は、夕食のことで頭がいっぱい。

学んで食べて、いい一日です。

2023年4月15日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.14

あたまのよくなるカンガルー 小児科医として

126回日本小児科学会学術集会にWEB参加しました。

1日目は新生児マススクリーニング、予防接種の接種率向上のために、

てんかん発作の見分け方、早産児の全国調査、ワクチンのリスクとベネフィットに参加

5時間余り、たっぷりと聴講しました。

アレルギー関係の講義は聴く機会が多いのですが

今日は一日中、小児科医

知らないこと、忘れていたことがたっぷりで、満足な1日です。

2023年4月14日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.13

聴診器のむこうに おかあさんといっしょ

10才の男の子は、5年生になって自然学校に行くのが心配です。

「おかあさんと一緒じゃ眠れないって、診断書に書いてあげようか」というと、

「うん」

ムムム これは弱りました。

本当に診断書を書けば、どんな反響が生じるのか、よおく考えてみますね。

2023年4月13日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.12

カンガルーの本棚 強く弱く悲しく

凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」(講談社)を読みました。

高校で出会った、暁海と櫂が過ごした15年の物語

瀬戸内の島のしがらみの中で、もがきながら愛を確かめ合うふたり

惹かれ合いながらも引き裂かれ、

強く、弱く、悲しく そして

昨年の夏に頂きながら、積ん読く状態の8カ月間

ようやく手に取ると2日間で一気読み

本を閉じた後も、小説の世界が目に浮かびます。

読了した日に、2023年度の「本屋大賞第一位」選ばれた作品です。

2023年4月12日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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