2023.02.20
春から1年生になる男の子に
「ランドセル忘れたときは、教科書を風呂敷に包んでいくといいよ」と教授すると、
全身「???」マークに変身します。
おかあさんに「風呂敷って知ってるでしょ」と、尋ねると
「知ってますけど、見たことないです」
「ドラえもんの、タイム風呂敷なら、見たことありますけど」との答え
風呂敷を使ったことがある世代と、タイム風呂敷の世代と、?世代と
昭和生まれの看護師さんも、世代ギャップに驚かれます。
さあ、元気を出して、診察を続けましょう
2023年2月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.02.19
藤井聡さん、森井じゅんさん共著の
「消費税減税・ニッポン復活論」(ポプラ新書)を読みました。
税金をなぜ集めるのか
その年度の予算案の財源はどこから
消費税、社会保障費の増加が、実質賃金を引き下げ
人々の購買意欲を減らし、物は売れなくなり、
企業は人減らしと低賃金路線を突っ走る
その結果、購買意欲はますます冷え込み、物が売れなくなる。
この悪循環を打開するにはどうすればよいのか。
これまで常識だと思われてきた経済学に
まったく新しい観点から風穴を開けようとされる1冊です。
2023年2月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.02.18
5才の女の子に、小麦の負荷試験
1枚のサンドウィッチパンを128等分に小さく切り分けて、
今日は37かけらを食べてもらいます。
パンというより、何かのお菓子みたい
爪楊枝がいるかもしれないですね。
早くケーキが食べられるようになると いいですね
2023年2月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.02.17
小野寺史宜さんの「まち」(祥伝社文庫)を読みました。
高校を卒業し、尾瀬に近い故郷から東京に出てきた瞬一
身体を動かす仕事をしたいと始めた引っ越し屋の仕事
川沿いの道を走り、人と出会い、人を助け
そして、自分がめざしたい道がみえてきます。
大東京の中で、生きていこう
瞬一の決意に、街は大きく手を広げ、受け止めてくれます。
心が暖かくなる1冊です。
2023年2月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.02.15
あさ、玄関の扉をあけると、うっすらと雪化粧
風は冷たく、急いで部屋に戻ります。
2月も半ばをすぎましたが、これからが冬本番かも
転ばないように、ゆっくりと、さあ お仕事に出かけましょう。
2023年2月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.02.14
新堂冬樹さんの「虹の橋からきた犬」(集英社文庫)を読みました。
業界でのし上がるために、寸暇を惜しんで仕事に邁進する主人公。
社員を巻き込み、孤立し、酒におぼれ
そんな南野のもとに、子犬パステルが預けられます
南野を見つめるパステルのまっすぐな瞳に
栄光や賞賛や名誉のかわりに、もっと大切なものを知ります。
そして、病に侵されたパステルとの別れ
作者の体験をもとに書かれたこの作品は、
旅立った我が家の愛犬との日々を、なつかしく静かに思い出させてくれます。
2023年2月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.02.13
4月になると6年生になる男の子は、
修学旅行が楽しみです。
「どこに行くのか、聞いてるかな」と尋ねると、
「ならの、おじぞうさんがあるところ」という答え。
もしかしてと思い、「大仏さんのことかな」と尋ねると、
「そうそう、大仏さん」
おじぞうさんも、大仏さんも、どちらの方も、
君の願いを聞いてくださいますよ。
2023年2月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.02.12
兵庫民医連学術運動交流集会に、WEB参加しました。
かんがるうっ子は、友だちと一緒に演題にエントリー
「LGBTQsの方々が安心して受診できる提案を」
昨年の夏からいろいろな院所を訪問しての聞き取りや
講師の先生と一緒に勉強会
まとめたものをWEBで発信し、
分科会の中から選ばれたものが、当日現地で発表します。
LGBTQsの方だけでなく、DV被害者の方など、
本名で呼ばれたくない方がいます。
医療機関はその方々の気持ちをどのように受け止めていくのか
重い課題を突きつけられました。
かんがるうっ子にとって初めての発表が、
広く学ぶ、はじめの1歩になってくれることを願います。
2023年2月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.02.11
南杏子先生の「ブラックウェルに憧れて」(光文社文庫)を読みました。
大学を退官する教授とその教え子で、女性医師として活躍する4人の同級生の物語
20年近くの時を経て、眼科医、健診医、エスコートドクター、新生児科医として生きる
彼女らの前に立ちふさがる、きびしい現実
悩み苦しみ、それでも患者さんのためにと、立ち上がる女性たちの姿に
身が引き締まる思いがします。
毎日をそれなりに過ごすことに満足しないで、
まだまだやりたいこと、やり残したことに挑んでみようという
勇気を与えてくれる1冊です。
このところ、いろいろな分野の新書に手を伸ばし、
知的好奇心が満たされていましたが
小説も、いいものですね。
2023年2月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
