カンガルーの小部屋

2024.10.11

カンガルーの本棚 遊園地の魔女

寺地はるなさんの「ほたるいしマジカルランド」(ポプラ文庫)を読みました。

舞台は、大阪にある遊園地「マジカルランド」

悩みを抱えながら、そこで働く人の毎日の生活をコミカルにえがきます。

それぞれが不器用で、他所では働けそうにない人ばかり。

遊園地の魔女は、そんな彼らに輝ける場所を見つけ、励まします。

人を幸せにする魔女には、カンガルーは成れそうにもありません。

2024年10月11日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.10.10

聴診器のむこうに 見てみてこれ見て

5才の男の子は、診察室の机の上におもちゃを並べて

「見てみて、これ見て」と伝えます。

フィギュア名前を聞くと、

「マイクラの、クリーパーとアレックス」

そこで、ドラえもんと一緒に記念撮影

ワンワンも入って、4人で楽しいお写真タイムになりました。

2024年10月10日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.10.09

クリニックだより よいしょよいしょ

10月8日、神戸市の1歳半健診に出かけました。

ことばがおそいかもという相談を受けると、

それぞれの個性とかたずけられない時もあり、判断に悩みます。

半年前に診た1歳半の子どもも2才になり、

この半年でグーンとことばが増えた子どもに出会うと、ホッと安心します。

2歳になり、表情の動きも少なく、ようやくことばが出始めた子どもには

もう半年後の再開をお願いします。

ことば以外にも、さまざまな出会いがあります

兄が小さい時にネフローゼ症候群になり、弟も心配だという相談

男の子と女の子の双子さんのおかあさんは、毎日寝るまでが戦争ですと

ある男の子の口癖は「よいしょ」

起き上がったり、物を持ち上げる時は、必ず口にします。

おかあさんも、おとうさんも、そしてあかちゃんも

みんな「よいしょ」って、がんばってるんですね。

2024年10月9日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.10.08

かんがるう一家 龍も新幹線

家族で出かけた門戸厄神さん

入り口近くに、大きな見取り図が掲げてあります。

お参りをしたあと、ご朱印をいただいて、

高台から遠くを見ると新幹線。

通過するのを待ち構え、一瞬パチリです。

2024年10月8日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.10.07

かんがるう一家 龍の寺

家族で門戸厄神さんにお参りに行きました。

前に来たのは、8月の夏の盛り

日陰もないお昼過ぎのお寺には、ひとりも見かけなかったのですが、

今日は参拝者も、そこそこに歩いています。

カンガルーは8月の暑さの体験があるので、今日は涼しく感じます。

前回は見損ねた龍の壁画は、すごい迫力。

お寺参りは、季節選びも大切ですね。

2024年10月7日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.10.06

かんがるうっ子 よりどりみどり

週末に、かんがるうっ子の下宿に泊めてもらいます。

朝食は、スーパー買ってきたサンドウィッチのセット

栄養が足りないと心配なので、ドリンクも10種類並べます。

さあ、お好きにどれからでも、

残りは明日からの栄養源にしてくださいね。

2024年10月6日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.10.05

聴診器のむこうに 2匹の恐竜

8才と6才の兄弟が、診察室に登場します。

着ている服は、二人とも恐竜の図柄

それも、触れば「いろへん」するあれです。

今日は呼吸検査も良好で、たまごが入ったパンの負荷試験も大成功

恐竜のおかげかな

冬になって寒くなっても、このTシャツで負荷試験に来てくださいね

2024年10月5日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.10.05

カンガルーの本棚 鏡に写して

椰月美智子さんの「ミラーワールド」(角川文庫)を読みました。

その世界は、女性が権力を握り、男は家庭に入り女性を支えます。

政治家も、企業の役員もみな女性

男性に対するセクハラが、公然と行われています。

その世界にあっても、女男平等の声をあげる人たち

少しずつ少しずつ、その声が届き始めます。

男という言葉を女に、女という文字を男に変えるだけで、

違って見えるこの世界。

わたしたちの心の奥底に、知らないままに沈殿している、男女不平等の価値観を

一気に洗い出してくれる1冊です。

2024年10月5日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.10.03

聴診器のむこうに 早起きさん

5才の男の子は、早起きさん

毎朝5時には、ひとりで起きてきます。

おとうさんが作ってくれる朝食が大好きで、

朝からガレットやおにぎりセットを注文します。

朝からしっかり食べて、さあ、幼稚園に行きましょうね

2024年10月3日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.10.02

カンガルーの本棚 風呂敷を巻いたネコ

重松清さんの「さすらい猫ノアの伝説」(講談社文庫)を読みました。

風呂敷を首に巻いた黒猫「ノア」の二つのお話し。

ひとつ目は、新人の先生を守ろうとする子どもたちのお話し

二つ目は、転校を繰り返す少女の、出会いと別れのお話しです。

「忘れものはなんですか。大切なものはなんですか」

風呂敷にネコと一緒に入っていた、紙が問いかける謎

その謎を問い続けることで、子どもたちは少し大人に育っていきます。

いつまでも心に残る、重松清さんの作品です。

2024年10月2日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏