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2024.05.31
聴診器のむこうに ボクおいしくないからね
4才の男の子が、アンパンマンに登場するおもちゃも持って現れます。
大きく口をパクパクさせて、迫ってくるので、
助けに入ったのが、机の上のスヌーピー
食べるなよ、ボクおいしくないからね
必死の訴えも届かず、顔からパクリ
小さなドラマは、悲しみの終焉を迎えます
2024年5月31日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.30
カンガルーの本棚 老いてなお楽しみが
内藤誼人先生の「老いを楽しむ心理学」(ワニブックス)を読みました。
高齢者は、「心身が衰えて健康面での不安が大きい」
「収入が少なく、経済的な不安が大きい」「古い考え方にとらわれがちである」
「まわりとのふれあいが少なく孤独である」
といったネガティブなイメージが上位を占めます。
心理学者の内藤先生は、数々の研究論文を参考にされながら、
あたらしい高齢者像を提唱されます。
老いてなお楽しむことができるように、熟読の1冊です。
2024年5月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.29
聴診器のむこうに とんかつ見つけたよ
診察が終わり、次の患者さんをお呼びしていると、
机の上に、ぬいぐるみさん
診察室のおもちゃ箱の住民ではなさそうなので、
迷子かなと心配していると、
6才の男の子が「みつけ」と、入ってきます。
名前を聞くと「とんかつ」
迷子になって誰かに食べられないように、気を付けてくださいね。
2024年5月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.28
聴診器のむこうに 兄妹でパトロール
5才のおにいさんと、4才のいもうとさんは、
着てきたシャツを指さして「見てみて」とアピールします。
おにいさんの、紺色のシャツにも
いもうとさんの、ピンクのシャツにも
ワンワンの絵が描かれていますが、
「パウパトロールやで」と教えてくれます。
兄妹ふたりで、町の安全のためにパトロール
ケガしないように、頑張ってくださいね。
2024年5月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.27
聴診器のむこうに 帽子を拝借
学生帽をかぶってくる小学生
いつも気になって、今日は思いきってお借りすることにします。
わたしの頭には小さいのか、ちょこんと頭に乗っけるだけですが
鏡に映る姿を、写真に収めます。
実年齢は○○さい
でも、もう一度学生帽をかぶって、学校に通いたいな
2024年4月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.26
聴診器のむこうに イヌかパンダか
7才の男の子の手には、間延びしたパンダ君
男の子は、「スヌーピーだよ」と主張するのですが、
それにしても、間延び顔
ペットボトルを入れられて、歩いていると
顔がのびるのは、仕方ないことかもしれませんね。
2024年5月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.25
カンガルーの本棚 疲労とウイルスと
近藤一博先生の「疲労とはなにか」(講談社ブルーバックス)を読みました。
忙しすぎる国日本で、社会問題にもなっている疲労
そして、慢性疲労症候群、うつ病
さらには、コロナ感染後遺症による疲労、うつ、ブレインフォグ
その奥底に流れる、脳内炎症をコントロールし、また炎症を引き起こす
ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)
近藤先生は、臨床で経験された疑問から出発され、
疲労の謎に深く迫られます。
これまでに読んだ科学書の中で、1番の解説書に出会うことができました。
2024年5月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.24
聴診器のむこうに 推し写真
おかあさんのバッグから、写真がついたストラップがのぞきます。
「おとうさんの写真ですか」と尋ねると
「推しのタレントさんの写真です」と即答されます。
推しのタレントさんの名前をお聞きしましたが、
わたしの記憶ファイルにはありません。
昭和までの方なら、どうにか検索できるので、
次回は、長谷川和夫さんの写真でお願いしますね
2024年5月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.23
聴診器のむこうに おなかに入るかな
2才の女の子は、カニパンの負荷に挑戦します。
大人の手のひらくらいの大きさのカニパンをふたつ
おなかがいっぱいになって、無理かなと思っていると完食します。
恐るべし2才の女の子
これでまたひとつ、食べられるものが増えましたね
2024年5月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.22
カンガルーの本棚 南の島の小さなホテルで
坂木司さんの「ホテルジューシー」(角川文庫)を読みました。
女子大生の浩美は、ひと夏のアルバイト先を沖縄のホテルに決めます。
手伝いにと行った那覇のホテルジューシー
そこで待っていたのは、昼間は寝てばかり
日が暮れると超切れきれのオーナー代理
次々に起こる事件を解決する中で、
人の目を基準に、いい子で生きてきた自分が、
少しずつ変わっていくのを感じます。
お仕事小説&成長物語の、面白編です。
2024年5月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.21
かんがるうっ子 ナンちゃって
かんがるうっ子と会っての食事は、インドカレーの専門店
定食を頼むと、おおきなナンが登場します。
思ったよりも、もちもちで、
かんがるうっ子が、一枚食べる間に、半分しか食べ進みません。
昔は私の方が食べるのが速かったのになと思いながら、
残りは、かんがるうっ子に、食べてもらうことにしました。
2024年5月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.20
散歩のたのしみ レゴのまちなみ
同窓会の会場に向かうショッピングモールの中で、
レゴのまちに出会いました。
大阪や京都の町並み、宝塚大劇場が、レゴのブロックで再現され、
子どもに還って展示の前で動けずにいます。
集合時間が近くなるころ、ようやくその場を離れます。
世の中、すごいものがあるものですね。
2024年5月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.19
カンガルーの輪舞曲 いつまでたっても同い年
土曜の午後、高校のテニス部の同窓会に出かけました。
昭和世代限定のお誘いということで、
それでも60人を超す部員が集まります。
食事やお酒もそこそこに席を離れ、
先輩から受けた現役時代の厳しい指導について、
数十年たった今、お返しのコメントを笑いながら伝えます。
教師になるか医者になるかの進路の相談をした先輩を捕まえては、
返されたあの時の言葉を、振り返ります。
「同級生、何年たっても同い年」
川柳を始めたいちばんの友だちの言葉が、
帰路の電車の中で思い返されます。
また数年後に、元気な姿を見せあいましょうね。
2024年5月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2024.05.18
かんがるうっ子 あそび食べ
かんがるうっ子と待ち合わせの時間まで、入ったファミレスでプリンを頼みます。
まずは十字が残るようにスプーンを入れて、
次に、8つの角になるように食べ進めます。
出来た形を写真におさめ、かんがるうっ子に見せると、あきれ顔
でも、2倍はおいしく食べられましたよ。
2024年5月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.17
クリニックだより ありがとう福島師長さん
協同病院の外来に行かれる福島師長さんの送別会を開きました。
新型コロナ感染が、猛威を振るった頃にクリニックに赴任され、
職員の先頭に立って、奮闘されました。
外来の在り方について、何度も激論を交わし、
ようやく師長さんがめざされる方向性が見えてきたころの突然の転勤
クリニックがもつ良さと、現状に甘んじる古さとの中で
次のステージに高めようとされていた努力を、思い返します。
無理をされすぎず、次の職場でも走り回ってくださいね。
ありがとうございました。
2024年5月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.16
カンガルーの本棚 家族のあれこれ
西條奈加さんの「みやこさわぎ」(創元推理文庫)を読みました。
婚約直後に失踪する女性、
家族を置いて行方不明になる母親
送られてきた鮎の謎
今回も、スーパーばあちゃんが大活躍
ノゾミ君と、ばあちゃんが住む下町に、出かけてみたくなりました。
2024年5月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.15
カンガルーの輪舞曲 おおすべりの
5月14日、芦屋市の小学校で開かれた、食物アレルギーの研修会に出かけました。
市内のいくつかの学校から、60名の先生方がお集まりになられます。
いつものように、アレルギーの講義と、エピペンの実習の構成です。
講義の内容は、免疫学に少し踏み込んだレベルの高いもの
毎年の講義の内容を、変えてみたのですが、これがおおすべり、
現場の先生方には、実践編の方が受けるのかな
返ってさっそく、次回に備えて、スライド内容を作り変えます。
今回参加された先生方には、申し訳ないことをしました。
今度また、リベンジさせてくださいね。
2024年5月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.14
聴診器のむこうに パープルガール
5才の女の子は、完全コーデ
マスク、シャツ、コート、スカート くつしたから、長靴まで
完全にパープルで、決めています。
「紫色が、好きなので」と、おかあさん。
あたらしいブームが、巻き起こりそうです。
2024年5月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.13
聴診器のむこうに 母の日に
「母の日は、なにか、おかあさんにプレゼントしましたか」
6才の女の子に、たずねます。
女の子の答えは、「肩たたき、110回したよ」
なんで、110回なんだろう。
数字への疑問は、いつまでも残ります。
2024年5月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.05.12
カンガルギー情報 環境汚染とアレルギー
5月11日、「アレルギー性炎症発症における環境化学物質の影響」の講演に出かけました。
講師は、兵庫医科大学の黒田悦史先生です。
黄砂やPFAS、マイクロプラスチックによる
空気や水、土壌の汚染
mRNAワクチンに使われているアジュバントなどが
アレルギー性炎症を惹起させるメカニズムを、
IL18、Th17などの最新の免疫学的知見をもとに解説されます。
外来診療の後、昼食抜きで医療生協の理事会に出席し、
その理事会も、中抜けをさせてもらって参加した講演会
知的好奇心を120%満たせていただけた一日となりました。
2024年5月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏