カンガルーの小部屋

2025.11.08

カンガルーの本棚 忘れていた出来事

椰月美智子さんの「つながりの蔵」(角川文庫)を読みました。

同窓会に来るという四葉ちゃん

その名前を引き金に、遼子は遠く小学五年生の時の出来事に想いを寄せます。

大好きな祖母の認知症が進み、自分の名前を忘れてしまった哀しみ

大好きな弟を失った友だちの美音の後悔

仲良くなった四葉ちゃんの家に遊びに出かけた時に経験した出来事とは

哀しみの中に、前を見て歩こうとする二人の少女の心の成長を描いた作品です。

2025年11月8日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.11.07

カンガルギー情報 食物アレルギーの奥深さ

11月6日アレルギーの勉強会に出かけました。

WEB配信の神戸会場には、常連の先生

尼崎から配信の講師の先生は、島根大学の千貫祐子先生

皮膚科から見た食物アレルギーの内容は

同意できないとこともありながら、

いろいろなヒントをいただきました。

次に頼まれている講演内容を、少しグレードアップできそうです。

2025年11月7日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.11.06

聴診器のむこうに 成績もでるのかな

16才の男の子の左手に、腕時計

「スマートウォッチです」というので、

「学校の成績も出るのかな」と尋ねます。

歩数に、血圧、心拍数、酸素濃度

住所に、誕生日、マイナンバーに成績表

便利なようで、こわいかも、

わたしには、歩数だけでれば十分ですけどね。

2025年11月6日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.11.05

カンガルーの本棚 どんな味なんだろう

山本甲士さんの「がんこスーパー」(ハルキ文庫)を読みました。

リストラに合い、転職したスーパーは、2つの大手チェーン店にはさまれた

弱小スーパー

品ぞろえも少なく、買い物客もまばら

主人公は、ひととつながるなかで、地元の無農薬有機野菜の販売を手掛け

それを使った総菜を見せに並べます。

ニッチな商売は評判を呼び、やがて・・

朝の2時に目覚め、一気読みの一冊です。

2025年11月5日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.11.04

聴診器のむこうに 壁を登ろうか

4才の男の子は、真っ赤なシャツ姿

「この、何か知ってる」と尋ねると「スパイダーマン」

家には、フードもついた全身スパイダーマンの服もあるそうです。

この服を着たら、つぎは頑張って、校舎の壁を登る練習もしましょうね。

2025年11月4日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.11.03

カンガルーの本棚 ネコって飲めるのですか

石田祥さんの「猫を処方いたします」(PHP文芸文庫)を読みました。

かわいいネコの表紙絵にひかれて、手に取った一冊。

仕事や子育てにつかれたひとが、人づてに聞き訪れたクリニック

無愛想な看護師さんと、頼り気のないお医者さんから手渡されたのは

一匹のネコ

いっぱいいっぱいの生活の中で、これ以上ネコの面倒を見るなんて

忙しさの中に見落としていた本当の生活に気づかしてくれる

4つの短いお話しです。

2025年11月3日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.11.02

クリニックだより 今年も文化祭パートⅡ

クリニック文化祭の呼び物は、

笑喜転一頁さんの落語です。

茶碗を割ることで、夫婦がお互いの愛情を確かめるお話しに、

これは帰ってからさっそく実践してみなくてはと思います。

兵庫医科大学のマジック研究部のみなさまは、

マジックに、ジャグリングにと大活躍

これだけの技があれば、医師国家試験は合格間違いなし

ご出演のみなさま、ありがとうございました。

2025年11月2日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.11.01

クリニックだより 今年も文化祭パートⅠ

11月1日 クリニックの文化祭を行いました。

前日の雨も上がり、100名の方がご来演

オカリナ演奏に、キッズダンス、アンクルン演奏の大熱演に

拍手の音が鳴りやみません。

ご出演のみなさま、ありがとうございました。

2025年11月1日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.10.31

聴診器のむこうに ワニになって

8才の男の子は、明日が音楽会

「なにを歌うの」って、たずねると

「ワニになって踊ろう」

それは名曲ですね

「みんなで、おおきなおくちあけ、ワニなってたべよう」と歌うと

「輪になって踊ろうだよ」と訂正されます。

わたし的には、ワニの方がよさそげなんですけどね

2025年10月31日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.10.30

聴診器のむこうに ブタイコ

高校生の女の子は、もうすぐ体育祭

いろんな種目に出る予定で、そのひとつが「ブタイコ」です

「ブタの格好をして、太鼓もって踊るの」と尋ねると、

「違うちがう、部対抗リレーのこと」と、訂正されます。

何でも略して伝えるのが、若者の文化

でも、ブタが躍る方がよっぽど楽しいのにな

2025年10月30日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏