2024.10.28
おかあさんカンガルーと、映画「八犬伝」を見に出かけました。
この日は特別に、舞台挨拶のライブ中継から始まります。
滝沢馬琴役の役所広司の外、葛飾北斎の内野聖陽、伏姫役に土屋太鳳。馬琴の息子・宗伯役に磯村勇斗。宗伯の妻・お路役に黒木華。馬琴の妻・お百を寺島しのぶなど
豪華俳優陣が勢ぞろい
八犬伝のフィクションの世界と、滝沢馬琴や葛飾北斎が暮らす江戸の世界とが
交互に描かれて、興味深く楽しめます。
映画って、ほんとうにおもしろいですね。
2024年10月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
2024.10.27
10月26日 外来診療のあと、2つの講演会に参加しました。
県庁の近くで開かれた講演会では、
辻正孝先生、木嶋晶子先生のお話をお聞きします。
少し早い目に会場をぬけ、向かった先は西宮
ここでは、関根友実先生、手塚純一郎先生のお話しを聞きます。
テーマはいずれもアトピー性皮膚炎の治療
皮膚科の先生、小児科の先生により、少しずつ論点が違うのが、興味をそそります。
最後に締めの挨拶を託され、
「小児科医がなぜアトピー性皮膚炎にかかわるのか」と、
今の気持ちを短い言葉にして、会場を後にしました。
2024年10月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
2024.10.26
自然学校から帰ってきた女の子に
「おかあさ~ん、さびしいよ~って、泣いた子いなかったかな」と尋ねます。
女の子は、「いたいた、男子、それから女子も」
そこで、「あなたは、どうなのと」確認すると、
「一度も、淋しいななんてこと、思ったことあれへんし」
少し間をおいてから、
「でも、ママのこと嫌いじゃないからね」と加えます。
診察室は、大爆笑、
でも、少しおとなの寂しさが漂います。
2024年10月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
2024.10.25
青山美智子さんの「赤と青とエスキース」(PHP文芸文庫)を読みました。
物語は、オーストラリアのメルボルンから始まります。
留学先の大学や下宿にもなじめず、下を向いて歩く日々を過ごしていた女子大生レイは
留学が終わるまでの期間限定で付き合いはじめたブーと呼ばれる男の子から、
友人の貧しい画家の、モデルになってほしいと頼まれます。
描かれたエスキースは、日本に渡り、ふたりを結び付けます。
エスキースとは、フランス語で「下絵」や「素描」という意味ですが、
ふたりの出会いと、その後の人生を表しているように思いました。
一枚のエスキースがつなぐ、素敵な恋の物語です。
2024年10月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
2024.10.24
11才の男の子の、今日の課題は、
卵が使われているポンデリングの負荷試験です。
「先生、これでもいい」と取り出したのは、ハロウィンバージョンのドーナツ
「いいよ、でも、紙のところは、よく噛みよ」
ドーナツに夢中の男の子は、
わたしの会心のメディカル・ジョークをスルーします。
食べることが大事だから、まあ「かみへんか」と
自分の気持ちを支えます。
2024年10月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
2024.10.23
森絵都さんの「あしたのことば」(新潮文庫)を、読みました。
お話しは、子どもがであう「ことばの」不思議
「どっち」とたずねられ「どっちかなあ」「どっちもかなあ」と、
すぐには答えが出せない小学生
苦手な子とのつきあいに悩む女の子は、「馬があわへんだけや」ということばに救われます。
友だちとうまくいかなくなり、長いメールを書く中で、
その子も自分が口にしたことばに、縛られているのかもしれないと気づきます。
大勢の中ではことばを交わさないクラスの子が、
とても豊かな音への感性を持っていることに気づき、親しくなっていくお話や
笑い転げるほど楽しい遊びをした後で、
ともだちから「またあした」とことばをかけてもらい、
この街で暮らす自信を持ち始める転校生
どの子も、ほんのちいさな言葉に悩み、救われます。
やさしい文体の中に、ことぼの魔法がたくさん詰まったおすすめの1冊です。
2024年10月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
2024.10.22
RSウイルスワクチンの講演会に、神戸港の会場に着くと
夕暮れの港に海王丸が泊まっています。
暮れていく港に帆をおろし、美しい船体をみせてくれます。
講演会の開始までの時間、急いで岸壁まで降り、写真に収めます。
講師は、東邦大学の松瀬厚人先生。
RSウイルスの基礎知識、感染経路や、感染後の予後について
RS研究の第一人者ならではのお話をおうかがいします。
ご講演が終わるとすぐに先生のもとに駆け寄り、
追加質問をします。
海王丸と、すばらしいご講演と
最高の夜になりました。
2024年10月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
2024.10.21
バス道を駅に向かって歩いていると、
ポトンという音がして、頭の上から何かが落ちてきます。
足を止め、数歩後戻りすると、ふたごの銀杏の実
おかあさんの木から離れて、二人で手をつないで独り立ち
電車の時刻を気にしながらも、カメラにおさめます。
2024年10月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
2024.10.20
青山美智子さんの「赤と青とエスキース」(PHP文芸文庫)を読みました。
物語は、オーストラリアのメルボルンで始まります。
留学先の大学や下宿にもなじめず、下を向いて歩く日々を過ごしていた女子大生レイは
留学が終わるまでの期間限定で付き合いはじめたブーと呼ばれる男の子から、
友人の貧しい画家の、モデルになってほしいと頼まれます。
描かれたエスキースは、日本に渡り、ふたりを結び付けます。
エスキースとは、フランス語で「下絵」や「素描」という意味ですが、
ふたりの出会いと、その後の人生を表しているように思いました。
一枚のエスキースがつなぐ、素敵な恋の物語です。
2024年10月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
2024.10.19
10月17日の仕事終わりに、アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。
皮膚科の辻先生のご講演に、皮膚科医と小児科医が半々集まります。
先日、兵庫の小児アレルギー研究会でご講演いただいた福本毅先生の司会の元、
「年齢に応じたアトピー性皮膚炎」がはじまります。
会が終わり、「小児科からのコメントをと」求められ、
思春期を迎える頃の子どもたちの発達や、心理面での変化をお話しします。
見た目とかゆみとが、24時間こころを苦しめるアトピー性皮膚炎
多くの子どもたちに適切な医療が届くことを、強く願います。
2024年10月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏