2025.09.24
9月23日、神戸市の休日急病診療所に出かけました。
生まれてはじめての発熱の9か月の女の子
ハチに刺された10才の男の子には、今後の検査日程を伝えます。
昨日から15回以上も吐き続けている男の子には、点滴2本
4才の男の子は、夜から肩呼吸
吸入をしても酸素飽和度は、92%とすぐに入院を依頼
1才過ぎの男の子は、コロナが陽性になり、
診察後の待合室で痙攣をおこしてしまいます。
人数こそ多くなかったものの、休む時間もない救急外来になりました。
2025年9月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.09.23
9月21日 アトピー性皮膚炎の全身療法の講演会に出かけました。
講師の先生は、大分県の伊藤宏太郎先生と、福岡大学の佐藤絵美先生です。
アトピー性皮膚炎の治療法として登場したJAK阻害薬
その効果は、より若い世代のより中等症のアトピー性皮膚炎にこそ
大きな意味があると強調されます。
発達のできる限り早い時期に治療介入することで、
子どもたちがその後の人生を、希望を持って歩んでいくことができるように
相談の腕を磨いていこうと思いました。
2025年9月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.09.22
明日は、秋分の日
5才の男の子に「明日はお休みだけど、なんの日か知ってる」と尋ねると
首をかしげます。
そこでカレンダーを持ってきて、手に取らせると
「あきわけのひ」と、答えてくれます。
そう、明日は、「あきわけのひ」です。
この方が、しっくりとくるかもしれませんね
2025年9月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.09.21
村木嵐さんの「まいまいつぶろ」(幻冬舎時代小説文庫)を読みました。
障害をもち生まれながら言葉を発することができない徳川家重
その家重の言葉を介することができつ若者が現れます。
将軍職という重圧の中で、理解されず蔑まれてきた家重
その世界に、光が差し始めます。
「生まれてきたよかった」という家重の言葉が、
ふたりの無二の生き方を、表しています。
感涙必死の小説です。
2025年9月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.09.20
機関誌「3つの輪」の表紙に使うとのことで、
職員の集合写真を撮りました。
3月にショートステイがなくなり、
スタッフの顔ぶれも、大幅に変わりましたが、
よい医療を続けたいという意気込みは、まだまだ元気です。
2025年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.09.19
伊予原新さんの「フクロウ准教授の午睡」(文春文庫)を読みました。
伊予原さんの作品は、心温まるものが多いのですが、
この作品は、大学の学長選をめぐる駆け引きのミステリー
誰かが何かをしかけて、最後に笑うのは
最後までドキドキの1冊でした。
2025年9月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.09.17
樋口満先生の「健康寿命と身体の科学」(講談社ブルーバックス)を読みました。
スポーツ医学の第一人者である樋口先生は、
健康に長生きする秘訣は、心肺機能と筋力であると強調されます。
数々の実験データと論文から、その仮説を検証され、
熱く訴えかけられます。
医療生協の機関誌「三つの輪」のカンガルーのポケットのテーマとなりそうです。
2025年9月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.09.16
高校生の男の子の胸には、かわいいうさちゃんマークが
名前もたくさん書かれています。
「これは、なになの」と尋ねると、
「部活のキャラクターと、みんなのあだ名を書いたんです」
外に着ていくには、高校時代の今この瞬間だけだと思うけど、
これからもずーっと宝物にしてくださいね。
2025年9月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.09.15
カズオ・イシグロさんの「遠い山並みの光」(ハヤカワepi文庫)を読みました。
同名映画に感動し、その足で購入した原作本
主人公悦子の目線で、青春期を過ごしたナガサキと
イギリスにわたってからの生活が回想されていきます。
映画では悦子と、その友人の佐知子とのつながりが
最後のシーンで描かれていましたが、
小説では、それとなく描かれているだけ。
翻訳本とは思えないほどの、流れるような言葉に
悲惨な戦争は、人のこころに何を残し、何を変えてしまうのかと悲しくなりました。
カズオ・イシグロさんの小説を、もう少し読んでみようと思います。
2025年9月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
